トリッカーズといえばメダリオン満載ウイングチップのカントリーブーツで有名ですが、
僕はそんなキャラでもないので、なんにでも合わせられるよう黒のキャップトウブーツにしました。
夏と、体を動かすとき(スケボーとか釣りとか)以外は、大抵このブーツです。
ブーツは履いて、汚れて、メンテナンスしてなんぼですから、
雪でも雨でも関係なく履いています。
かれこれ4年ほど履いていますが、黒という事もあり、エイジングは全然あらわれてません。
最初は硬くて堅くてどうしようかと思いましたが、今はそんな事も無く、足についてきてくれます。
という事で、久しぶりにメンテナンスしました。
なんとなく艶がなくて、ノッペリした感じです。
比較用に、片方だけメンテナンスしました。
比べると、やっぱり違いますね。
左はノッペリしてるけど、右は少し照りが出ました。出てるよね?
両方メンテナンスして、最初の画像と比べると、
ほんの少しですが、艶が出てると思います。出てるよね?
革靴のメンテナンスは、こだわりのある方々がネットで色々紹介してるし、動画なんかも豊富にUPされてるので、そちらをご覧ください。
と、思ったのですが、それだと今回のブログがここで終わってしまうので、
僕がしているメンテナンスと、メンテナンスに関する考え方を紹介します。
あくまで僕の仕方なので、
それは違う!とか、
間違ってる!とか、
革が傷んじゃうよ!かわいそう!とか、
あれば、優しいコメントをください。
メンタルがマッチ棒なので、叱られたり叩かれると、すぐ折れます。
では、いきます。
革靴の手入れで検索かけると、結構めんどくさい事が書いてないですか?
ざっと見た感じ
ブラシかけて
汚れ落としで古いクリームを落として、
デリケートクリームを塗って、
少し置いてから
乳化性クリーム塗って、
ブラシかけて、
ワックス塗って、
磨いて、
みたいな、こんな流れだと思います。
これを月一回の頻度で、と書いてるのが多いですね。
間違ってないんですけど、めんどくさいですよね。正直。
特に今の季節、玄関寒いし。
中には、クリームの色を変えてグラデーションにしたり
ピカピカの鏡面磨きにしたりしてる人も少なくないです。
僕が思うに、これは、
靴磨きが好きでたまらん!
磨きたくてしょうがない、磨かせてくれッ!
っていう、靴磨きジャンキーのためのメニューです。
そしてジャンキーは十万オーバーの高級靴を持っています。
しかも何足も。何色も。
そもそも、僕のようなパンピーとは、
モチベーションも、靴のグレードも、財力も違うんですね。
トリッカーズも¥70,000超えのブーツで、僕にとっては最高級靴だけど、
ジャンキー達にとっては、安い部類の靴です。
と、いう事で手入れの仕方です。
僕は基本的に、普段は履いた後にブラシをかけるだけです。
雨などで濡れたら、水分をふきとって陰干し。
たまに、ちょっと念入りにブラシをかけた後、乾拭き。
極たまに、3~4ヶ月単位で気が向いたらという、スーパーいい加減な頻度で、本格的に手入れします。
じつは僕も、月一で手入れをしていた時期もあるんですが、
3~4ヶ月単位でも変わりません。
ということで、すずき的本格的な手入れの仕方に行きます。
使う道具は、こちら。
乾ブラシ用のブラシ
汚れ落とし
馬油
乳化性クリーム
クリームを伸ばす用のブラシ
ポリッシュ(ワックス)
布とストッキング
乾ブラシ用のブラシでブラッシングした後
汚れ落としで、靴全体の汚れを落とします。
僕はステインリムーバーというものを使ってます。
いらない布に染み込ませて、撫でるイメージですね。
あんまりゴシゴシ拭くと、革が傷むらしいので。
撫でるくらいの力でも充分に落ちます。
そうすると艶がなくなります。
古いクリームや汚れが落ちた証拠です。
そこに馬油を、ほんの少しだけ塗ります。
そして、すぐさま拭き取ります。
塗りすぎたり、染み込ませようと放置すると、
ベタベタになって埃がつきまくります。
そればかりか、艶も出なくなります。
これ塗れてる?塗れてんの?うそでしょ?
くらいでいいです。
乳化性クリームを塗ります。
色は、靴の色に合わせます。
ニュートラルっていう、どの色にも使えるものもあるので、
それでも大丈夫です。
指か、布か、使わなくなった歯ブラシで塗っていきます。
満遍なく、ムラにならないように塗ります。
少しでいいらしいのですが、僕は結構たくさん塗りがちですね。
なぜなら、どうせ拭き取るから。
満遍なく塗れたら、クリームを伸ばす用のブラシをかけます。
あまり力を入れすぎないように、しかし高速で手を動かします。
手が増えて見えるくらい高速です。
しかし、あくまでも優しく。
さながら千手観音のように。
シャカシャカシャカシャカシャカ釈迦って感じで。
観音だけに。(観音は釈迦じゃないけど。)
このブラシで、更に満遍なく隅々までクリームを行き渡らせることができます。
ついでに、余分なクリームも取れます。
布で乾拭きします。
このときも、あまり力を入れすぎないように、高速で手を動かします。
さささささささささささって感じで。
全体を、さささささささささ、します。
これで余分なクリームは完全になくなります。
ちなみに、ペネレイトブラシという、クリームを塗る用の小さなブラシもあるのですが
無くても、わざわざ買わなくていいです。あれば便利ってくらいの代物です。
最後にストッキングで全体を磨いて、
終了です。
もう少し艶が欲しいときや、鏡面仕上げをしたいときは、ポリッシュ(ワックス)を使います。
でも使わなくても、充分艶は出ると思います。
しかし
なぜメンテナンスする必要があるのか、というところですよね。
一足¥10,000以下の革靴は、メンテナンスフリーです。
というのも、メンテナンスしてもいずれ底が抜けるからです。
そういう靴は修理が効かないし、よしんば修理できても修理代のほうが高くつきます。
ある程度の値段の革靴は、底が抜ける事はまず無いです。
もちろん、硬いコンクリートを歩くわけですから、底はどんどん減ります。
しかし底だけ取り替えることができます。
つまり、ずっと履けます。10年20年履けます。
しかし底は交換できても、アッパーは交換できません。
革靴のアッパーはもちろん革です。
革は油分がないと崩壊します。
だからメンテナンスが不可欠です。
革靴に限らず、革製品のメンテナンスは、極論、油分をいかに切らさないか、です。
履いた後にブラシをかけるのも、埃や汚れを取るためです。
埃や汚れが油分を吸ってしまうんです。
しかし、ブラシをかけてれば、油分はそう簡単に抜けません。
そして、油分が多すぎても、埃やカビが付きやすくなります。
だから僕は3~4ヶ月くらいの頻度でもいいと思うんです。
自然な艶は、ちょうど良く油分が足りているという事に過ぎません。
単なる結果です。
そういうのもあって、僕はあんまり鏡面磨きは好きではないんですよね。
これ見よがしで。
ま、あんまり上手くできないっていうのも、あるけど!笑
とにかく、基本はブラシと乾拭きです。ささっと10秒でいいです。
コレをすることによって、自然と靴を観ますし、
そうなると愛着もわいて、磨きたくなります。
ジャンキーの仲間入りです。
※シューツリーは必ず使用して、毎日履かないでください。
そうでないと、上記のメンテナンスは無意味です。
ばっちりアイロンをかけたシャツを、その辺に無造作に置いて毎日着るのと一緒です。
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